PariSnap!*写真で見ると… パリ、セーヌ、恋人たちの“鍵”;)

la Seine amont

景色のいい場所、デート・スポットに、手すり、柵、フェンスといった、恰好の構造物が見つかると。。。
恋人たちが鍵(錠)を付けはじめる、というのは、なんだかもはや世界的、新しく生まれた人類の*性癖*ではないか、という気もします(笑) 続きを読む

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パリで見つけたこの1枚*亡き児をしのぶ歌、リュッケルトによる5つの歌〜ルートヴィヒ/カラヤン BPO

ludwing-karajan-kindertotenliedeほんとをいうと、もう10年以上前から、「ベスト・バイ・マーラー」というシリーズをやってみたい、と思ってるんですよね。

これはマーラーのシンフォニーを1曲ずつ見ていって、全曲違う指揮者で“オール・タイム・ベスト”を決めよう、というゲーム的なアイディアなのですが、ゲームにしてはこの↑↑ルールが非常に厳しく(笑)もう10年も手をつけることができずにいます;)

そういうオブセッションがあるために(笑)マーラーのシンフォニーは敢えて、時々わりとまめかつ熱心に聴いていて;)
その結果、しばしば併録されている歌曲集もあれこれ聴くのですが、音楽CD録音に関していえば、このルートヴィヒ/カラヤン盤、これはほんとうに美しいアルバム。圧倒的に美しい(笑) 続きを読む

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パリで見つけたこの1枚*“聴ける” 第九;)

abbado日本では“第九”は師走の風物詩;)独特の習わしのようですが、僕はこれはこれで、悪くない、と思います。
そもそもこのシンフォニーは、人類最大の音楽作品のひとつ、といってもいいものでしょうし、また日本のクラシック・ファンの場合、子どもの頃いち度はフルトヴェングラー/バイロイト祝祭管のレコーディングの話を聞き及び、そんな伝説的な名演とはどんなものなのか…と耳を傾け、少なからずがそれなりに思い出に残る経験をした、というようなことがあるのではないでしょうか(なにしろ、その後クラシック音楽が好きになっている人たちの場合、ですから;) 続きを読む

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PariSnap!*秋の影は長い。

silhouette秋の影は長い。
——というと、いかにも自明のことのようでもある:地軸が傾いている以上、日脚は季節につれて移ろい、北半球に住んでいようと南半球に住んでいようと、秋の影は、長い。

たとえば、よくいわれるとおり、フランス人は個性が強い、個性的だ、と僕もときどきしみじみ思う(笑)
しかし日本人にだって個性はある。
日本人だってひとりひとりほんとに違う、みんな個性的だ、ということもできる。さらには、人はみんな色々だ、人間はみんな個性的なんだ、それが人間ってもんだよ、といってしまうこともできる…。

ただ、そこが、フランス人たちにまじり何年かフランス語で生活してみると、それは確かにそうなんだけど、その*個性的*とこの*個性的*は、やっぱり、ぜんぜん違うんだよなぁ。。。というような気もする。
なんというか、そういうレヴェルじゃないんだよ、もっと、*ぜんぜん個性的*なんだよ。。。もっと、こう、日本人みたいに狭い範囲でのいろいろじゃなくて、もっと滅茶苦茶広い範囲にわたって、もう、ほんとうに、いろいろなんだよなぁ…
…などと、いくらことばを重ねてみても、なかなか「そうだ、そうだ」と思って貰うことは、難しいかもしれないが(笑)

普遍性や共通項を見つけることは大切。
でもそれで肝心なところが全て押さえられる、理解できる、と思ったら。。。
それはたとえば、人はみんな死ぬ、死ぬというのが人の本質なんだよ、
といって、それ以上のことはもう何も考えないようなものだ。
それではやっぱり、どうしても、判らないことも、ある。

世の中はいろいろ。人生もいろいろ。人もいろいろ。
うん、確かにその通り。
でもその「いろいろ」なんか目じゃないくらい、ほんとに、ほんとに*いろいろ*なんだよ…。そんなことを思って、この写真を見て貰うことにした。 続きを読む

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モディアノ小説選集 Quarto版、登場。

Quarto Modiano Romansソフトカバーでありながら、薄く斤量の小さい白い紙で、大ページ数をも束ね、作家、人文科学者の全作品、または主要作品を纏める、というコンセプトのQuartoコレクション。プレイヤード叢書とはまた違う、ガリマール社の21世紀版新全集シリーズ、といってもいいかもしれません。

…僕も広辞苑より厚いといわれる(笑)『失われた時を求めて』全1巻をQuartoで買いました。コストパフォーマンスと文字の大きさなどから、作品を読むこと自体が目的なら、ほんとに読む気なら(笑)Quarto、という考え方もあるかもしれません;)

このQuartoにモディアノ小説選集が加わりました。
表4によれば;)収録作品は: 続きを読む

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オフィシャルTumblr 更新情報;)

tumblr基本的にはこちらでは更新情報は流していないのですが、オフィシャルTumblrページ、a perfect day for gingham check ご存じですか?
twitterfbとほぼ同時にスタート、すでに4年目を迎える、という歴史を誇っております(笑)

現在、ご覧のページのサイトレイアウトでは、たとえば右上のソーシャルメディアのアイコンから、グレーのtをクリックしていただけるとジャンプする、という、通常はごく控えめなリンク状況なのですが;)
今回のポストはとくにナレーション理論、近況報告、ウェッブ掲載原稿へのリンク、と盛りだくさんですので、ぜひご覧下さい;) 続きを読む

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PariSnap!*やっぱり出てきた:2年おきにきちんきちんと新作を出す巨匠 パトリック・モディアノの最新刊;)

affiche de Modiano夜道、閉まった書店のショーウインドウに、ふと見つけたこのポスター… やっぱり出てきた、2年おきにきちんきちんと新作を出す巨匠 パトリック・モディアノの最新刊。

L’herbe des nuits、というタイトルの、長篇のようです:)

…残念ながら、いますぐにはちょっと読む余裕がないので、できればクリスマス頃にでも、読めたらいいなぁ。。と思っております。
その上で、もしまた思うところなどありましたら、こちらでレヴューしたいと思います! どうぞよろしくお願いいたします。(写真はinstagram @yuichihiranaka より。Instagramを使ってない方は、当面Twitter、またはFacebookページでフォローして下さいね;) 続きを読む

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パリで見つけたこの1枚*ディヌ・リパッティ「主よ、人の望みの喜びよ」

Lipatti, "Jesu, Joy of Man's Desiring"フランスでは、7月は1年の終わり。

欧米の年度が秋に始まる、ということは有名ですが、夏に1年が終わる、ということは、実感としてはちょっと判りにくいかもしれません。
でも、ちょうど日本の年末のように、たとえばTVでもレギュラーの番組はおやすみになって、特別番組、今年の総集編とか、今年のTV名場面・珍場面、今年の歌といった年末番組が放送されます。そして番組の最後は、「今年も1年、ありがとうございました。また来年お会いしましょう、どうぞ皆さま、よいヴァカンスを!」ということで終わります。…そう。それからほんとに1カ月、レギュラー番組がおやすみになるんです;) 続きを読む

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Christmas time in Paris… Bonne fin d’année 2011;)

クリスマスのパリ今年も押し詰まって参りました。たいへんな災害の年であった、ということをまず申し上げなくてはならないでしょう。
95年の神戸の記憶にてらしても、被害に遭われた方にとってはまだ何ひとつ終わっていない、というこの年末だろうと思います。また今年の場合、環境や食品などからの広範な影響も、今後どうでてくることか、想像も及びません。。。

…2011年が、ひとつの大きなターニング・ポイントになる、というのは世界的にみても、ありうることかもしれません。
失われた人たちの命はもう、とり戻すことはできません。しかしそれでも、 続きを読む

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『失われた時のカフェで』*白水社『ふらんす』12月号にレヴューが掲載。

白水社ふらんす『失われた時のカフェで』の書評が白水社『ふらんす』2011年12月号に掲載されているということです。どうもありがとうございました(p.73)。
これを機に、従来からのモディアノ・ファン、フランス文学読者、またフランスやパリに関心のあるみなさまにも、ぜひこの作品『失われた時のカフェで』を手にとっていただければ…と思います。

*なお、他にもこの作品をレヴューして下さった方、またこの作品のレヴューを見かけた、という方はこちらから、ぜひお教え下さい。
ブログなどでのレヴューも大歓迎です。ご自分のブログで紹介して下さった、という方もお教え下さい。

パトリック・モディアノのページはこちら|『失われた時のカフェで』情報はこちら 続きを読む

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