ソーシャルメディア(fbページ、twitter)ではお伝えしてきましたが、片岡義男さんが描いたアメリカ、ということで、Free&Easy 2015年12月号に寄稿しました。当初はコメントを、というお話だったのですが、これは書いてみたいテーマなので、むしろ原稿にしましょう、ということで書かせていただきました(笑)
思えばその昔、月刊カドカワで最初に連載させていただいた時(「ギンガム少年物語り」) 、角川といえば当時の片岡さんのホームグラウンドだったので、喜んで片岡さんについてのコラムを1本書いたのを思い出しますが、それ以来、になるのではないでしょうか。。
しかし、もともとコメントを、ということだったためスペースが限られ、久々のわりに、あまり踏み込んだことは書けませんでした。そもそも一般誌、ファッション誌等では自由に書かせてもらえる長いコラム/エッセイ、というのはなかなかなく、これでも長いほう、という感じだと思います(笑)確かにこれが最低の、何か少し読みでのあることの書ける文字数、ではあるのですが、逆にこれ以上長いと、もう読者は基本的には読んでくれない、というのがいまの雑誌、ファッション誌、PR誌の人たち全般の、一般的な感覚、なのかもしれません…。
ほんとは原稿用紙でもう2枚あると、もう一歩具体的に踏み込んだことが書けるし、さらに3枚プラスで、このテーマだと、心に残るちょっとしたコラム——それこそアメリカン・コラム的な原稿も書けます;)
所謂アメリカン・コラム・スタイルの原稿は、もちろんテーマにもよりますが、ふつう原稿用紙最低7、8枚ないと書けない場合が多いように思います。そういう原稿も時々書いてみたいとふと思うのですが…しかし最近の雑誌の編集者は、「アメリカン・コラム・スタイル」といわれても、もうそれだけではなんのことか、はっきりとは判らない、という人もあるいは多いのかもしれません(笑)
というわけで、やや序説的、というか、エスキース的になってしまいましたが、いま、このテーマ・この文字数で、僕が片岡さんについて書くとしたら、こういう感じです。どうぞご覧下さい。
エッセイ「《片岡義男》と、その《アメリカ》」掲載、Free&Easy 2015年12月号[雑誌] in bookstore now!;)