白水社「ふらんす」2015年8月号(2015年7月22日発売)巻頭エッセイ「フランスと私」に「短い答と、長い答。」を寄稿しました。
実はその気にさえなれば(笑)
僕は所謂“beautiful writing”的な原稿も、書けないわけではないのです。
しかし今回のこの原稿は、やはりちょっと作文のお手本にはならないだろうなぁ…という気がします;)
というのも、この原稿は、昨年「ふらんす」、ムッシュー・モディアノのノーベル賞特集号に寄稿させていただいた際に(「TVのモディアノ」)
こちらにも書いてくださいね、というようなお話をいただき、その時点で、何を書くか、ささっと簡単に考えてしまっていました。
しかし実際に依頼されたのはその半年後で、その時に考えたこととはやはり、ちょっと違うことを書きたくなりました(笑)
さらに、依頼の時点で、たとえばこういう感じで…というようなお話もあり、
このみっつを全部含んで、どれも諦めることなく、5枚という短い枚数にきゅきゅっとまとめた、というのがこの原稿です;)
というわけで、僕は一筆書きにすらすら書いておりますが、こういう文章の書き方は、ふつうには決してお薦めできるものではなく、
よい子のみなさんは絶対に真似をしないように、
フランス語でいうならば、
« Ne reproduisez pas ça chez vous ! »…(笑)
…しかし、たった5枚でプロには一体どの程度のことができるのか??…という意味では、なかなか面白い原稿になっている、と思いますので、そういうチャレンジに関心のある方は、ぜひぜひお手に取っていただきたい、と存じます;)
平中悠一「短い答と、長い答。」白水社「ふらんす」2015年8月号(2015年8月22日発売)〜巻頭エッセイ「フランスと私」
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