PariSnap!*メトロのモディアノ

今日、RERに乗ってみると、あれ、どこかで見たことのあるような文章が… 近づいてみるとやっぱりモディアノ、1984年の忘れがたい佳作、Quartier perduからの引用でした。RATP(パリ市交通局?)とパリ市合同の、パリへのオマージュがテーマの広告でした。

Modiano dans le metro僕が翻訳をほんとにやってみよう、ついてはモディアノを訳してみよう、と思ったのには(例によって・笑)たくさんの理由があります。
しかし、そのうちのひとつは、モディアノくらい現代のパリを見事に描く作家はいない、と思ったから、です。何年もパリに住みましたから、僕もパリについて書いてみたい。けれどどう考えたってモディアノのパリに太刀打ちできるわけはない(笑)だったら現代のパリを描いて右に出るもののないこの名匠の作品をまず訳そう、そして勉強させて貰おう、と思ったということが実はひとつ、ありました。 続きを読む

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新刊『失われた時のカフェで』*コメントもどうぞ:)

『新刊『失われた時のカフェで』、アマゾンでの発送が開始された模様です。http://bit.ly/guzTzK 全般的なコメント・ページはこちらですが、とくにこの作品についてのコメントはこちらの↓↓コメント欄↓↓にもお寄せ下さい。(メールアドレスを登録して、ログインしてください。非公開希望の方はWhisperをチェック、To yuichihiranaka として下さい)

…ほんとうに久々の新刊となりました。爽やかな初夏の光と風に包まれて、原著者・モディアノ氏の至芸と、僕の苦心惨憺を(笑)リラックスして楽しんでください;) 続きを読む

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フロント・ページを新ページに移行しました。

徐々にWordPressベースに移行してきましたこちらのサイトですが、フロント・ページをテスト・ドライヴ中だった新ページに移行しました!

これに伴い、URLが一部変更になり、リンク外れなどが出ていると思います。しかし2011年以降のコンテンツについてはデータとしては存在しています 続きを読む

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『140字を過ぎても』*「みんなあわせて、僕なのです」までのセグメントをリコレクション;)

Twitter @yuichihiranaka からの、ナラションのリコレクション:『140字を過ぎても After show…tweetsの続きはこちらで』に、「みんなあわせて、僕なのです」(04/07/10)までのtweetsを再構成しました。

今回新しく収録されたセグメントは:

2010 ワールド・カップ, 対談・日仏比較考, 心臓マッサージとスティン・アライヴ, 『かっこ悪い振られ方』?:D, 真夜中のドルフィン・ジャンプ, 何語でいってもムリ・ムリ・ムリ, *あなたとは違うんです!*, 《にゃはー!》との遭遇, 『歴史』と『嘘』と『物語』, 主観と客観・表現された意図, パリではパーフェクトないい訳, 私のまえに道はない, 長い目でひとつ, 夏の光と一年の終わり, 彼らのプラクティカルなルール(共感主観をこえて), パリはあなたを呼んでいる!, 谷崎は偉大!(そういう意味でも), みんなあわせて、僕なのです。——総目次

なお『140字を過ぎても…』は外部サイト、パスワード保護になります。現在のパスワードはこちら、旧ヴァージョンOnline readingsページでご確認下さい。

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PariSnap!*ヴァンセンヌ〜みずうみのほとりで君の夢を見る…

昨日は最初からどうかしていた。待ち合わせの時間に、1時間も早くいってしまった。こういう時は、ふつうカフェで本でも読んで時間をつぶすといいのだが、ここからなら、少し歩けばヴァンセンヌの森にも行けることを思い出した。僕は森を選んだ。

le lac外周を並足でやってくる子どもたちの乗った馬の行列をやり過ごし、森の中へ入っていった。いい天気で陽射しが明るかった。しばらく散歩したあとで、みずうみのひとつへいってみることにした。

たぶんこっちだ、と小道を歩いていくと、森の向こうに静かな水面が現れた。岸辺のひとつの陽当たりのいいベンチ。上手いぐあいに空いていた。待ち合わせまでは、まだ40分以上。少し本でも読もうかと僕は水辺に腰を下ろした。静かだった。森を渡る鳥の鳴き声、水鳥の水面で立てる音…。 続きを読む

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新刊『失われた時のカフェで』カヴァー帯付き完成予想図:)

現在印刷中の新刊『失われた時のカフェで』。アマゾンにも版元のサイトにも気づいた時には既にカヴァーの写真が載っていました。いや、びっくりしました(笑)どうしてこういうことができるのか、といえば、デザインのラフをデジタル・データとして貰っているからです。そこで、僕もいただいたデータから、帯付きの完成予想図を自作して(笑)こちらに掲載してみることにします。おそらく、こういう風になると想像されます;)

…如何でしょう:)
さて、今回のデザインで僕がとくにお願いしたことは、

1.翻訳文学の好きな方に手にとっていただけるジャケットであるだけでなく
2.パリが好きなひとや、カフェ好きの女性にも手にとって貰えるジャケット!
3.しかも現代フランス随一の大作家・モディアノに相応しいメジャー感のあるジャケット!

…どうでしょう(笑)この殆んどどうやって共存させたらいいのかよく判らない僕の希望に、見事に応えてくださった、装丁者の力量にただただ脱帽、です。

また、僕のほうの不手際で、今回必要以上に何案もラフを出して貰ってしまいました。ほんとうに申し訳なかったです。この場を借りて、お詫びいたします。どうぞどうぞこれに懲りず、今後ともほんとによろしくお願いいたします!

『失われた時のカフェで』予約受付中!

ネット上では紀伊国屋書店で!(送料無料)
予約についての情報はこちら
『失われた時のカフェで』最新情報はこちら

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PariSnap!*13区のちいさな応援

これまでも何度か前を通っていたのに、この週末、ふと見上げてみると、13区の区役所にこんな垂れ幕がかけられていた。

solidarite Japon

Solidarité Japon. 連帯・日本、というような意味だろうか。日本なら「がんばろう!」と書くところだと思うが、フランス語には「がんばろう!」といういい方はない。「がんばってね!」という時には有名な«Bon courage!»といういい方があるけれど、これは«Bonne chance!»、つまり“Good luck!” みたいな感じでも使える。もっと「みんなで一緒にがんばろう!」といいたい時には、«Tous ensemble!» そして「社会の問題とみんなで力を合わせて闘うぞ!一致団結だ!!」といいたい時には、この«Solidarité»。まぁ、なにしろ、社会主義の国なので(笑)だからこれは、「がんばろう!日本」である。彼らが自分たちの問題に取り組む時の合言葉を、そのまま素直に使っているのだと思う。

大統領や首相が日本の悲惨な状況に向けてなにがしかのメッセージを送る、というのはよく判る。外交的な意味もあるだろうし、国内向けの政治的な意図だってあるに違いない。そう思う。

しかし、この垂れ幕をかけていたのは、13区の区役所である。区民のみなさんの日常のお世話をしている一区役所である。そこに日本へのメッセージを掲げることにどんな意味があるというのだろうか? ルーヴルに行き、オルセーに行き、ルイ・ヴィトンに行き、エルメスに行き…パリに行ったことがある!という日本人は多いだろう。だがそのうちのどれだけが13区に行っただろう? 華やかな観光客たちとは何の縁もない。パリの片隅の、ちいさな13区の区役所である。僕には、これは純然たる好意と共感の表れにしか思えなかった。

やはり僕は、あまりにナイーヴにすぎるのだろう…。思いもかけなかったちいさな、けれど大きな応援に、胸の詰まった、イタリア広場の静かな夕暮れだった。

(((( Solidarité Japon! ))))

PariSnap!の更新は5年前から停止中ですが;)いちおうPariSnap!の続きとして今回の写真を掲載しておきます。停止中の過去のPariSnap!はこちらです。
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新刊『失われた時のカフェで』予約スタート!;)

新刊:パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』、4月末リリースが決定、予約の受付も始まりました!

今回、現代フランス文学の翻訳作品、ということもあり、従来の作品以上に少ない印刷部数のため、お近くの書店にはなかなか配本されないという可能性がございます。お手すきの折りに、ぜひいまからご予約下さい。

パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』平中悠一訳、作品社/2011年4月26日刊行予定 予価:1900円(税別) ISBN 978-4-86182-326-8

ネット上でのご予約は、
版元・作品社
アマゾン

アマゾンでは、送料無料。支払いは発送手続きに入ってから、となるのではないでしょうか。予約がありますと、アマゾンでも予約部数分を当初から仕入れることになると思いますので、より確実にお手元に届くことと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ジャケット・内容のご紹介なども、さらにこちらでしていく予定ですが、原作を既にフランス語で読まれた、という方も、50ページの解説が付いております。一般書ではこれまでに例のない、最新のモディアノ研究をふまえた大部の書き下ろしです。どうぞご高覧下さい。

またモディアノをご存じない方、内容がよく判らないと…という方もいらっしゃると思いますが、原作は現代フランスを代表する巨匠、2007年のフランス・ベストセラー作品ですので、内容については間違いないものだと思います。どうぞご安心下さい!

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『140字を過ぎても After show…tweetsの続きはこちらで』

Twitter @yuichihiranaka からの、ナラションのリコレクション:『140字を過ぎても After show…tweetsの続きはこちらで』に、こちらからもリンクします。

現在収録済みのセグメントは:

思わずコーフン!(笑), M子さんへのお返事, ラテンの切り札, きちんと謝る、ということ。, 思わず一句 twitter版, そんな星のもとで, 桃太郎と映画のレジュメ<ノン・コミュニケイション理論をめぐって, 短篇/エッセイ・ライヴとノン・コミュニケイション理論, 小説 RIP, それじゃあ小説は判るまい!, Apres un reve… 宴の後に, 第1回短篇ライヴ 「*親分* My Love」, twittterと自意識, モダニスト、危うし!, パリは私をどう変えた?, 個性と普遍, 12歳の原体験, 本はたぶんなくなる, それを*幸福*と人はいう。,愛と心理テスト, 英語はクイック, Bon, d’accord. J’ai craque., 文学の中の猫, フランスの猫は鼾をかくか?, You know, I’m a girl., 真夜中のピルエット, 前書き案について, 付き合いやすいのはどちらか。, ブルカとpolygamie, バス停の美女, ノン・コミュニケイション理論とtwitter, 消え去ったソムリエナイフ pt.1——総目次

なお『140字を過ぎても…』は外部サイト、パスワード保護になります。現在のパスワードはこちら、旧ヴァージョンOnline readingsページでご確認下さい。

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HP、新しいフロント・ページをテスト・ドライヴ中;)

『いやいや、もう2年くらい前から、HPを今風に作り直す、ついてはWordPressベースにする!と折に触れていい続けてきたのですが、面倒なことはすぐ後回しにする性格のため、なかなか実行に移せませんでした。今回久々の新刊(初の翻訳作品、パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』)刊行にともない、いよいよやらないわけにはいかない、ということで1月に何日かかけて新刊の告知をこちらではじめていたのですが、遂に遂に(笑)新しいフロント・ページを作りました。ふーっ(笑)現在こちらでテスト中です;)

従来のページは1996年にローンチしたものを、基本的にそのまま使っていましたので、さすがに時流に合わず、数年前から判りづらい、といわれることが多くなっていました。同時にここ数年、どこもかしこもWordPressベースになってきているのも感じていましたから、どうせだったら、ということでWordPressベースにしてみたのですが、さて、この風潮というかサイトに対する考え方というものが、この先どのくらい続くでしょうか…。しかしとりあえず、いまよくある、一般的なサイトのかたちに近づきましたので(ごらんのとおり、デフォルトのテンプレートのイメージをできるだけ壊さずにサイトにしました!)当面は判りやすいのではないか、と思っています;)
どうぞこちらから、テスト・ドライヴ(笑)にご参加下さい。

…とはいえ、不具合のご報告をいただきましても、たぶん、直せない、と思います(笑)
。。。というか、既にちょっと直せないなぁ、と思うバグを自分で見つけています(笑)原因もなんとなく想像がつくのですが、直し方が判らないんですよ(笑)ですから、不具合を見つけるだけでなく、そこのphp、書き直してあげるよ、というような素晴らしい方がいらっしゃると、なお嬉しいです(笑)

あと、細かいことですが、できたらsafariで見てください(笑)というのも、たまたまsafariでみながら作ってしまったために、明朝中心でフォントを組んでしまいました。safariはブラウザにしては明朝がきれいですから。。。firefoxをみながら作っていたら、たぶんsans serif中心にしたと思うのですが。。。もう、手遅れですね(笑)』

新フロント・ページ、『テスト・ドライヴ』中;)

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