近道をしようとしていたのかもしれません。
いつもと違う辻に入ると、こんな建物があることに初めて気づきました。
明るい日射しを浴びた、感じのいいファサードには、トリコロール、フランス国旗がはためいていますね。公共の建物です。
近づいてみると門の上に、“女の子の学校”、と彫ってあります。
昔の、地区の運営する、公立の学校だったものです。
『失われた時のカフェで』のヒロイン、ルキが通っていたのは、もっと坂の上のほうですが、でもこういう学校だったのかもしれないなぁ、とふと思いました。
下の写真を拡大すると判ると思いますが、門の右手のグレイの看板に書いてあるように、いまでは幼稚園として使われているようです。
パリでは、こんなふうに、建物の元の名称などがそのままファサードに残っていることが多いです。
いいじゃないか、きれいだし、ということでしょうか。
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