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パリで見つけたこの1枚*日本では恐らくふつうに無視される、パリジェンヌなメリー・ウィドウ;)

B00005A9OB以前マガジンハウスHanakoでペク・コンウのフォーレ・アルバムをご紹介した際、実はこのHPのシリーズ『パリで見つけたこの1枚』の第1回で取り上げよう、と思っていたのはこのアルバムだった、と書きました。
パリに来たからこそ出会えたもの、という主旨のこのシリーズですが、
Hanakoにも書いた通り、韓国人の弾くフォーレ、などというものは、日本ではふつうに無視されそう、
よりインターナショナルで、演奏のメカニックな部分が評価され得るドビュッシー、ラヴェル、メシアンあたりならともかく、なんともフランス的な感覚のある、フォーレとなると。。
つまり、日本のクラシック・ファン、レコード評論家の間には、
非常に根深い*出身国信仰*とでもいうべきものがある(と、ここも確かHanakoに書きましたね。。;)
ドイツ、フランス、イタリア、ロシア…その作曲家の国籍と一致する奏者か、指揮者か、オーケストラか、せめてどれかひとつでも入っていると、
さすがに同じ(例えば)ポーランドの出身だけあり、作曲家の本質を見事に捉えている、
などといったことが、まぁ、非常にスムーズに書けてしまう(笑)
…こういうところにも、日本の*パラテクスト*偏重の国語教育の累が及んでいるのではないか、と思うのですが(笑)
しかし、作曲者と同じ国の出身者が混ざっているからといって、それで正統的な演奏、とはいえません。
たとえば、フランス人といっても、 続きを読む

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Kindleに初挑戦;)『ベルリン日和』をリリース。

a moment for Berlin意外に空き時間ができましたので、この機を逸さず、2017年、夏休みの自由研究として(笑)
もうずいぶん昔から気になっていた、Kindle本の作成に挑戦してみることにしました。

平中悠一『ベルリン日和 — A moment for Berlin』(Kindle版)

とりあえず、今回は、お試し、パイロット版ということで、どうなるか、かたちにしてみること自体がゴールですので、
内容は手持ちのテクストをそのまま使いました。
2014年に参加したベルリンでのワークショップのあとに備忘録をかねて書いたもの。
そもそも自分のために、自分が判ればよし、ということで書いたものですので、
文章の難易度としてはやや高めになります。
しかし、たとえば本文中であれこれ書いている鴎外のテクスト(ベルリン、ということで;)がふつうに読みこなせる程度の日本語力があれば、特に問題なく読めると思います。

本文量は、400字詰め原稿用紙33枚程度。
あくまでもパイロット版、テスト・ケースということで、 続きを読む

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