音楽

「あの日のミラージュ、ことばのないロマンス〜ペク・コンウ plays フォーレ」Hanako n° 1117号に寄稿。

Kun-woo Paik plays Faureさて、お伝えしておりましたように、Hanako連載コンクルージョン、第1/3回、最新号(8月25日発売号)に掲載です;)

今回の原稿について、特に愛読者の方にお伝えしておきたい付随的な情報が、ふたつあります:
まずひとつ目はヴィジュアル。
“She’s Rain”文芸賞応募原稿と、おまけで“Early Autumn”草稿大学ノートの画像があしらってあります!
これは、そもそも、今回の「トリビュート連載」が始まる際、ヴィジュアルの案として、
“Rain”の手書き原稿は残ってないんですか?との質問があり、
探したらどこかにあるはずです、と答えたものの、
僕にとって“Rain”や“Autumn”の原稿は、基本的には
*高校時代の鉛筆殴り書き*
ですので(笑)なにもお見せするようなものでも。。と思ったのですが、
その後考えてみれば、最近の小説を書く人には、もしかしたら、 Continue reading

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パリで見つけたこの1枚*亡き児をしのぶ歌、リュッケルトによる5つの歌〜ルートヴィヒ/カラヤン BPO

ludwing-karajan-kindertotenliedeほんとをいうと、もう10年以上前から、「ベスト・バイ・マーラー」というシリーズをやってみたい、と思ってるんですよね。

これはマーラーのシンフォニーを1曲ずつ見ていって、全曲違う指揮者で“オール・タイム・ベスト”を決めよう、というゲーム的なアイディアなのですが、ゲームにしてはこの↑↑ルールが非常に厳しく(笑)もう10年も手をつけることができずにいます;)

そういうオブセッションがあるために(笑)マーラーのシンフォニーは敢えて、時々わりとまめかつ熱心に聴いていて;)
その結果、しばしば併録されている歌曲集もあれこれ聴くのですが、音楽CD録音に関していえば、このルートヴィヒ/カラヤン盤、これはほんとうに美しいアルバム。圧倒的に美しい(笑) Continue reading

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パリで見つけたこの1枚*“聴ける” 第九;)

abbado日本では“第九”は師走の風物詩;)独特の習わしのようですが、僕はこれはこれで、悪くない、と思います。
そもそもこのシンフォニーは、人類最大の音楽作品のひとつ、といってもいいものでしょうし、また日本のクラシック・ファンの場合、子どもの頃いち度はフルトヴェングラー/バイロイト祝祭管のレコーディングの話を聞き及び、そんな伝説的な名演とはどんなものなのか…と耳を傾け、少なからずがそれなりに思い出に残る経験をした、というようなことがあるのではないでしょうか(なにしろ、その後クラシック音楽が好きになっている人たちの場合、ですから;) Continue reading

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パリで見つけたこの1枚*ディヌ・リパッティ「主よ、人の望みの喜びよ」

Lipatti, "Jesu, Joy of Man's Desiring"フランスでは、7月は1年の終わり。

欧米の年度が秋に始まる、ということは有名ですが、夏に1年が終わる、ということは、実感としてはちょっと判りにくいかもしれません。
でも、ちょうど日本の年末のように、たとえばTVでもレギュラーの番組はおやすみになって、特別番組、今年の総集編とか、今年のTV名場面・珍場面、今年の歌といった年末番組が放送されます。そして番組の最後は、「今年も1年、ありがとうございました。また来年お会いしましょう、どうぞ皆さま、よいヴァカンスを!」ということで終わります。…そう。それからほんとに1カ月、レギュラー番組がおやすみになるんです;) Continue reading

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