Christmas time in Paris… Bonne fin d’année 2011;)

クリスマスのパリ今年も押し詰まって参りました。たいへんな災害の年であった、ということをまず申し上げなくてはならないでしょう。
95年の神戸の記憶にてらしても、被害に遭われた方にとってはまだ何ひとつ終わっていない、というこの年末だろうと思います。また今年の場合、環境や食品などからの広範な影響も、今後どうでてくることか、想像も及びません。。。

…2011年が、ひとつの大きなターニング・ポイントになる、というのは世界的にみても、ありうることかもしれません。
失われた人たちの命はもう、とり戻すことはできません。しかしそれでも、あの年から世界は変わった、世界に新しい光が射してきた、と何十年か後に振り返ることのできるような変化にすることはできる…そういう可能性は、十分にあるのではないかと思います。そしてそれは、もうとり戻すことのできない、失われた人たちへの、私たちのなけなしの、そして最善の追悼にもなろう、と思います…。

95年に、僕は絶対にこういうことをいうことができませんでした。だけど、いまの僕にはいうことができる。だからこそ僕は、今度は、それをいえる僕が、はっきりといわなければならない、と思うのです:世界は、変わる。現に変わり続けている。ほとんど全ての人の予想をはるかに越えて…。たしかに未来がいまより素晴らしくなるかどうかは判らない。でもそれと同じだけ、もう悪いようにしか変わらない、と考える根拠もまた、実はひとつもないのだ、と。。。

僕自身にとっての今年はまた、久々の新刊、初の翻訳、パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』を上梓することができた年でした。2005年にパリに転居して以来の長いブランクでしたが、Twitterでフォローして下さっているみなさんを中心に、刊行前からたくさんの予約をいただき、アマゾンのフランス文学のランキングでも発売前に暫定2位と暖かく迎えていただきました。改めてほんとにお礼を申し上げます。

来年は、今年はじめたこの翻訳という新しい仕事を継続するとともに、さらに私事になりますが、2009年にパリ大に修士論文を提出して修士号を取得、そのまま博士課程に受け入れていただき、3年の課程も7月に修了、いよいよ博士論文提出の資格を得る、ということになる予定です;)それまでに論文完成、というのは不可能と思われますが(笑)久々に今年はまたフランス語を書くマシンと化して(笑)博士論文の草稿を頑張って書いていきたい、とも思っています:)

来年も引き続き、こちらのHPやTwitterで、みなさんとコンタクトをとりつつ参りたい、と思っております。Facebookページもやっております;)
どうぞ来年も、よろしくお願いいたします。

…というわけで、2011年のクリスマス・グリーティングでした。
こちらのページをご覧のみなさま、どうぞよいクリスマス、そしてよいお年をお迎え下さい。

Bonnes vacances, bonne fête et bonne fin d’année!:)

クリスマスのパリ 2

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