ナラション理論

随想「京都、パリ—煙を雲とながむれば」Hanako n° 1118号に寄稿、“谷崎潤一郎トリビュート”;)

kyoto tanizakiHanako、最新号(9月8日発売号)、連載コンクルージョン第2/3回掲載です;)

この1年、Hanakoによる「トリビュート連載」ということで、’84年の僕のデビュー作を掲載いただいてきたわけですが、
連載掲載終了後のコンクルージョンは、僕の書き下ろし新作エッセイ。
第1回目はペク・コンウのフォーレ・アルバムをご紹介しつつも、
連載掲載のあとがき的なものに…という編集部からの希望もありつつ、でしたが、
今回、そして次回は、明確に、逆に僕からのトリビュート、ということになります。
つまり、今回の場合、Hanako京都特集にちなみつつも、英語的にいうならば、
“平中悠一 トリビュート to 谷崎潤一郎”;)

何しろ、20世紀日本の小説を代表するビッグ・ネームですから、
谷崎について何か書いて下さい、といわれて、書けない、という日本の文学関係者は
もちろん一人もいない、とは思います(笑)
しかし、こういってはなんですが、 Continue reading

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新刊『迷子たちの街』*帯について — または内容とナラション

新刊『迷子たちの街』、書店店頭にも既に並んでいるとのことです。関心のある方はどうぞ、いまのうちにご入手ください。
ネット書店でももちろんどうぞ!
さて、今回は帯文について、です。

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ということですが(笑)
フランス人にも、よく、モディアノはいつも同じ話ばかり書いている、という人がいます。
…前回のフランスからのノーベル文学賞、ル・クレジオ(2008年)についてもそうなのですが、なんでル・クレジオやモディアノがノーベル文学賞なんだ、というようなことをもっともらしくいう自称《文学通》は、たしかにフランスにはいますね;)
けれど僕はまったくそうは思わない(笑)
そんな気持ちもあって、 Continue reading

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「ふらんす」8月号、巻頭エッセイ「フランスと私」に寄稿*「短い答と、長い答。」

ふらんす8月号白水社「ふらんす」2015年8月号(2015年7月22日発売)巻頭エッセイ「フランスと私」に「短い答と、長い答。」を寄稿しました。
実はその気にさえなれば(笑)
僕は所謂“beautiful writing”的な原稿も、書けないわけではないのです。
しかし今回のこの原稿は、やはりちょっと作文のお手本にはならないだろうなぁ…という気がします;)
というのも、この原稿は、昨年「ふらんす」、ムッシュー・モディアノのノーベル賞特集号に寄稿させていただいた際に(「TVのモディアノ」
こちらにも書いてくださいね、というようなお話をいただき、その時点で、何を書くか、ささっと簡単に考えてしまっていました。
しかし実際に依頼されたのはその半年後で、その時に考えたこととはやはり、ちょっと違うことを書きたくなりました(笑) Continue reading

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『失われた時のカフェで』ノーベル賞特別エディション出来記念・翻訳楽屋話

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『失われた時のカフェで』増刷が出来。2014年パトリック・モディアノ、ノーベル文学賞受賞に伴う記念特別エディションです。
内容全体の紹介はこちら

*「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」表示であっても、現時点では必ず入荷・発送されますので安心してご注文ください。
古書ではなく、記念エディション(新刊)をぜひどうぞ! 現在は第4刷です。
書店店頭での入手をご希望の方は、お近くの書店でご注文下さい。
*現時点では、必ず取り寄せ可能です。

重版出来を記念して、今回の変更点をめぐっても、 Continue reading

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