翻訳

平凡社「こころ」Vol.23に寄稿。

kokoro242x346年末年始にコツコツ書いたモディアノ関連の原稿から、まずは平凡社「こころ」Vol.23「ようこそモディアノ・ワールドヘ~『失われた時のカフェで』を起点として」;)
この原稿のポイントは、なんといっても全4ページと比較的長さに余裕があったことと、ファッション誌等ではないので、わりとザクザク書けたこと。さらに未訳の原書を取り上げてもいい、ということだったので、基本はモディアノ自体の紹介のため重複する部分も多少はありましたが、それ以上に、『失われた時のカフェで』併録の話題の強力解説;)以来、気になってたことの多くに、足早にでしたがかなり言及できたように思います:)
というわけで、わりと重要な原稿になりましたので、ここにどういう内容が書かれているか、大雑把にアイテマイズしておきます: Continue reading

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「ふらんす」1月号モディアノ特集に寄稿*「TVのモディアノ」

ふらんす白水社「ふらんす」2015年1月号(2014年12月22日発売)パトリック・モディアノ特集に寄稿しました。
「ふらんす」は『失われた時のカフェで』刊行後の時点でもしっかりレヴューを出してくれており、今回のノーベル賞にちなんだ特集に参加できて非常によかったです。
内容としては、日本の大学の仏文科関係者とフランス語学習者が読者の雑誌なので、どちらに対象を絞るべきか最初、わりと悩んだのですが(笑)
結局、知識を並べていかにももっともらしいことを書くものではなく(笑)僕の本来いちばんやりたいところで書いてしまいました: Continue reading

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『失われた時のカフェで』ノーベル賞特別エディション出来記念・翻訳楽屋話

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『失われた時のカフェで』増刷が出来。2014年パトリック・モディアノ、ノーベル文学賞受賞に伴う記念特別エディションです。
内容全体の紹介はこちら

*「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」表示であっても、現時点では必ず入荷・発送されますので安心してご注文ください。
古書ではなく、記念エディション(新刊)をぜひどうぞ! 現在は第4刷です。
書店店頭での入手をご希望の方は、お近くの書店でご注文下さい。
*現時点では、必ず取り寄せ可能です。

重版出来を記念して、今回の変更点をめぐっても、 Continue reading

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翻訳:D. ストリューヴ「源氏を訳す」を訳す;)

日仏翻訳交流の過去と未来: 来るべき文芸共和国に向けてテオリックなものになりますが、ダニエル・ストリューヴ先生の「『源氏』を訳す」(『日仏翻訳交流の過去と未来』大修館書店刊収録)の翻訳を担当させていただきました。
ストリューヴ先生は、現在のフランス、パリ大を代表する日本古典文学の第一人者のひとりで、ご専門は近世文学。以前、フランス語からの翻訳について質問したところ、
現代語だとどうなるかはともかくとして…とどんどん日本語の古文に訳されてしまい、目を丸くした、ということもありましたが(笑)
今回この翻訳を僕に任せてくださったのは、何にもましてまず、先生のご厚意から、ということができます。というのは、高名な日本のフランス文学者に依頼することももちろんできたはずですし、それどころか、ご自分で訳すことだって、当然できたはずだからです(笑)
ひとつには、ここで先生が読者に紹介し、かつ議論の出発点としている、中山眞彦物語理論をストリューヴ先生にご紹介したのが、たまたま僕の研究発表だった、ということがあったと思います。
…一方、理にかなっている点もひとつ挙げるとすれば、ここで議論の基礎になっている全てのナレーション理論が、 Continue reading

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