『失われた時のカフェで』

新刊『失われた時のカフェで』*コメントもどうぞ:)

『新刊『失われた時のカフェで』、アマゾンでの発送が開始された模様です。http://bit.ly/guzTzK 全般的なコメント・ページはこちらですが、とくにこの作品についてのコメントはこちらの↓↓コメント欄↓↓にもお寄せ下さい。(メールアドレスを登録して、ログインしてください。非公開希望の方はWhisperをチェック、To yuichihiranaka として下さい)

…ほんとうに久々の新刊となりました。爽やかな初夏の光と風に包まれて、原著者・モディアノ氏の至芸と、僕の苦心惨憺を(笑)リラックスして楽しんでください;) 続きを読む

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新刊『失われた時のカフェで』カヴァー帯付き完成予想図:)

現在印刷中の新刊『失われた時のカフェで』。アマゾンにも版元のサイトにも気づいた時には既にカヴァーの写真が載っていました。いや、びっくりしました(笑)どうしてこういうことができるのか、といえば、デザインのラフをデジタル・データとして貰っているからです。そこで、僕もいただいたデータから、帯付きの完成予想図を自作して(笑)こちらに掲載してみることにします。おそらく、こういう風になると想像されます;)

…如何でしょう:)
さて、今回のデザインで僕がとくにお願いしたことは、

1.翻訳文学の好きな方に手にとっていただけるジャケットであるだけでなく
2.パリが好きなひとや、カフェ好きの女性にも手にとって貰えるジャケット!
3.しかも現代フランス随一の大作家・モディアノに相応しいメジャー感のあるジャケット!

…どうでしょう(笑)この殆んどどうやって共存させたらいいのかよく判らない僕の希望に、見事に応えてくださった、装丁者の力量にただただ脱帽、です。

また、僕のほうの不手際で、今回必要以上に何案もラフを出して貰ってしまいました。ほんとうに申し訳なかったです。この場を借りて、お詫びいたします。どうぞどうぞこれに懲りず、今後ともほんとによろしくお願いいたします!

『失われた時のカフェで』予約受付中!

ネット上では紀伊国屋書店で!(送料無料)
予約についての情報はこちら
『失われた時のカフェで』最新情報はこちら

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新刊『失われた時のカフェで』予約スタート!;)

新刊:パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』、4月末リリースが決定、予約の受付も始まりました!

今回、現代フランス文学の翻訳作品、ということもあり、従来の作品以上に少ない印刷部数のため、お近くの書店にはなかなか配本されないという可能性がございます。お手すきの折りに、ぜひいまからご予約下さい。

パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』平中悠一訳、作品社/2011年4月26日刊行予定 予価:1900円(税別) ISBN 978-4-86182-326-8

ネット上でのご予約は、
版元・作品社
アマゾン

アマゾンでは、送料無料。支払いは発送手続きに入ってから、となるのではないでしょうか。予約がありますと、アマゾンでも予約部数分を当初から仕入れることになると思いますので、より確実にお手元に届くことと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ジャケット・内容のご紹介なども、さらにこちらでしていく予定ですが、原作を既にフランス語で読まれた、という方も、50ページの解説が付いております。一般書ではこれまでに例のない、最新のモディアノ研究をふまえた大部の書き下ろしです。どうぞご高覧下さい。

またモディアノをご存じない方、内容がよく判らないと…という方もいらっしゃると思いますが、原作は現代フランスを代表する巨匠、2007年のフランス・ベストセラー作品ですので、内容については間違いないものだと思います。どうぞご安心下さい!

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『失われた時のカフェで』って、どんな内容なの?(小話形式)

—固い話は、さんざん解説に書いた直後なので、思わず小話形式にしてしまいました。訳自体も解説も非常に真面目ですので、その点はご懸念なきよう;)—

ハテナ:「博士、博士、いまTwitterで読んだんだけど、『失われた時のカフェで』って、どんな小説なの?」
博 士:「生きているもっとも偉大なフランス作家、とフランスで呼ばれている名匠パトリック・モディアノの非常にスリリングな長篇で、これまでのモディアノ作品の中でももっとも深い悲しみに満ちた傑作、と評した人もいる。ほれ、この雑誌。。。あ、Téléramaか。これでは“権威”にならないな。。しかし訳者解説によれば、同時に深い《共感》にも満ちている、とのことじゃな」 続きを読む

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