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ベートーヴェン・イヤー『運命』の復活なるか?|#新譜早耳2020

ベストバイ・ミュンシュ『幻想』では、もう何も書かないかも…と予防線を張っておいた #ベートーヴェン・イヤー2020 ですが。。
『#新譜早耳2020』リリース関連のばたばたが一段落し、一息ついてから、おもむろにまだ聴いていない今年の新譜に手を付けてみたところ、やっぱり、これを聴いてしまいました:

ベートーヴェン:交響曲第5番 作品67「運命」 テオドール・クルレンツィス指揮、ムジカエテルナ

調べてみると、日本のCDショップサイトでも、案の定、話題盤として扱われていました;)
結論にあたる*感想*をまず先にいってしまうなら(笑) 続きを読む

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『#新譜早耳2020』収録ディスク〜2019年度《早耳大賞》

『#新譜早耳2020』もうダウンロードしていただけたでしょうか?
リリース後に改めてみていて、ふと気づいたのですが、こうして昨年可能な限りのクラシック新譜を聴き、それが一覧になっているわけです。レコード芸術がやっているような、新譜のベスト盤選出もやろうと思えばできるはず(笑)
結果的に、『#新譜早耳2020』にどんなディスクが収められているか、先に知りたい、という人のためにもいいプレヴューになるのでは??;)

そこで各ジャンルごとに、大まかに、上のようなアルバムを選んでみました。ひとつひとつ、個別に見ていくとともに、最後まで迷った捨てがたいディスクも併せて紹介していきます。
選考の基準は、ここまで1年間のクラシック新譜を、ちょっともうお腹いっぱいくらい聴き続けた挙げ句(笑)いま振り返ってみて、なおまだもう1回聴くとしたら? それでもまだ、もう1回聴きたいのはどのディスクか?
つまり《もう1回聴きたい大賞》とでもいうべきもの、と考えてください。
*なお、全曲のストリーミング試聴(PCより無料可)へのリンクは『#新譜早耳2020』に付いています!

まず最初は、《大賞》受賞作;) 続きを読む

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「芸術にできること」〜新刊『#新譜早耳2020』パブリシティ用エッセイをポスト;)

新刊『クラシック名曲名盤 #新譜早耳2020』、無事ダウンロード可能となっています!

校正は三校、念校までやりましたが(笑)誤植や間違いなど、もし気づいた場合、こちらから教えていただけますと幸いです。
Twitterまたはfbページにコメントくださっても気づくと思います!

本書の内容、特徴、アピール点などは、前回のポストにいろいろ書いておきましたので、この上くり返しませんが(笑)
しかし、基本的にはクラシックの新譜ガイド、といってもいいものなので、クラシック音楽があまり好きでない、という人は、どうも食指が動かない、読んでも面白くないのではないか、というような、そういうreluctantといいますが(笑)まぁ、ひとつの危惧にも似たものがあるのではないかと思うのですね…;)

そこで、そういう方にも、よし、そういうことなら、ひとつダウンロードしてみよう!!と思っていただくために、パブリシティ用のエッセイを一本書いて、Mediumにポストしておきました!
…というか、プライオリティ特価予約期間を終了しようとした時に、大変な豪雨の災害が(今年もまた!)あり、こういう時にディスカウント終了、っていうのもどうなんだろう、それどころじゃないよなー、などと思ったところから、
そのまま一本、その気持ちですとんと書いてみました。 続きを読む

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ベストバイ・ミュンシュ指揮ベルリオーズ『幻想交響曲』

やってしまいました。「昨年のドビュッシーはギリギリ滑り込みになったので、今年のベルリオーズはもっと早くに。。」と思っていたのに、結局2019年、ベルリオーズ没後150周年アニヴァーサリー・イヤーに間に合うどころか、2020年ベートーヴェン・イヤーに雪崩れ込んでしまいました。。関係各部署の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、今後このようなことが二度と起こらないよう…などという*定型文*の誠心誠意を要求する関係各部署など、とはいえ存在しないとは存じますが。。(笑)

ともかく、昨年のアニヴァーサリーに僕がやろうとしていたことは、表題の通り、ベルリオーズ(1803 – 1869)全作品中もっともポピュラーな『幻想交響曲 op. 14』(1830)の膨大な数の録音の中でも、定番中の定番とされる、シャルル・ミュンシュ(1891 – 1968)指揮のタイトルから、ベスト・バイを選ぼう、というもの;)
この試みの面白さ、意味、真正面さ、難しさ…などはクラシック・レコード(=録音)ファンには、あるいは説明の必要もないでしょうが(笑)しかし、多数派の 続きを読む

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