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    W杯で狂喜乱舞のフランス-その時CDチャート1位はコルトレーンだった

    W杯、サッカーに関して、フランスについての話をあれこれ聞いた、という人は多いかもしれません。
    しかしそういうこととはまったく無関係に(笑)その同時期に、フランスのCDチャートの1位はなんだったと思いますか?

    …米大統領訪問に際し、隣国イギリスのチャート1位 American Idiot の話は聞いた、という人は多かったかもしれませんが。。

    …って、↑↑の通りですが(笑)答えはこちら:

    …そう、コルトレーン、没後51年目にして突如現れた奇跡の(!)ニュー・アルバム、通称《ロスト・アルバム》。。

    コルトレーン
    John Coltrane Both Directions At Once: The Lost Album mp3

    パラテクスト(能書き??)に興味のある人は、こちらのラジオ・フランスの番組に詳しいですが、

    L'actualité du jazz : John Coltrane, l'album perdu de 1963

    …*ジャズの聖杯*とまで呼んでいますね;)

    いや、フランス語なんか聞きたくない、という人は、やや情報量はプアラーですがこちらを:
    アメリカ音楽史の幻の遺産!ジョン・コルトレーン完全未発表スタジオ録音作品 奇跡の発掘! - hmv.co.jp

    念のため、同時期に日本のアマゾンも見に行きましたが、ベスト・セラーはサザンと宇多田ヒカルでした(笑)

    これではやっぱり、いざとなったらどうしようもない…と僕が思うのは、 何も、コルトレーンのほうが高尚でハイブロウで格好いいから、ではなく(笑)

    コルトレーンとサザンや宇多田の音楽は対等なのか?
    音楽に貴賎や身分の差はないにしても、優劣もないといえるのか?
    というような話でも、この際なく(笑)

    少なくとも、音楽や文化に興味を持っている人なら、
    コルトレーンというサックス・プレーヤーがジャズの歴史…ひいてはジャズ抜きにはあり得ない現代のポピュラー音楽の中で、最も重要な音楽家の一人である、という知識自体はどこかで小耳に挟んでいる、これは現代の先進国では共通、なわけです。
    その上で、
    ポピュラー音楽を楽しもう、という場合においても、このように
    歴史=《客観的な物語》から楽しもうとするフランス人と、
    思い出や懐かしさ=《主観的な物語》にコンセントレイトする日本の音楽需要
    という大きな違いが、ここには明瞭に映し出されている。
    そして問題は、主観や主観性一辺倒の社会は、
    (複数形も含めた)主観で捉えられない相手が出てきた時には、もう手も足も出ない、
    暴力や迫害はたまた逆に盲従、無条件降伏、といった対応しかできないのではないか…ということです。

    …そもそも客観と*複数形の主観*の違いを理解していない、という人が、日本の知識人には実は多いんじゃないか、という気もしますね。。日本人に親しみやすい、「受ける」、都合のいい(笑)哲学の #拡散 を専らしてきていますから…(笑)

    まぁ、20世紀の後半以降、流行った現代哲学に、日本人にはわりあい親しみやすい、「都合のいい」ものが多かったのか、ともいえますが、、、客観性の自律性を否定して、主観のサブ・カテゴリ化するような;)

    * * * *

    さて、肝心の内容ですが、 子どもの頃、サックスをやっていた関係で、コルトレーンはちらほら音を拾ってみたりして、なるほどー、こうなってるのか。。などととりとめもなく考えたりした頃から(笑)以来、まだまだ、四捨五入してようやく40年、
    コルトレーンの音楽についてあれこれいっては、おそらく
    5年以上早いわ!と(永遠に;)いわれそうな気がしますから(笑)
    ここでは基本、レファランスにとどめたい、と思うのですが…w

    このアルバムがリリース前から既に名盤であろう、と予想されたのは(笑)
    ひとつにはまず録音日時、1963年3月6日。
    その翌7日に録音されたのが:

    コルトレーン
    John Coltrane & Johnny Hartman mp3 | CD

    これは非常に人気の高い、あるいはコルトレーンの中でもいちばん親しまれている例のBallads(…mp3はアマゾンprime musicでも聴けますね。。)の次にあげられる、ポピュラーなアルバムのうちの1枚、かもしれません。
    以前twitterで熱心に紹介したこともあるような気するのですが(笑)
    このアルバムへのオマージュとして作られているのが:

    Kurt Elling
    Dedicated To You: Kurt Elling Sings the Music of Coltrane and Hartman

    2トラック目のIt’s Easy To Remember (A Jazz Story Memory) で、コルトレーンとハートマンの63年録音セッションの模様について、非常に感動的に語られています。(twitterにも書いた通り、歌なし、語りのみのトラックです;)

    さらにそれに先立つ'63年3月4日には、クインテットのピアニスト、マッコイ・タイナーがリーダーとして、これまた非常に美しく聴きやすいアルバム:

    マッコイ・タイナー
    McCoy Tyner Nights of Ballads & Blues | CD

    を同スタジオで録音しています。
    …こちらもアマゾンprimeで聴けます;)

    というわけで、このアルバムへの世評はつとに、リリース前から高かったのですが、

    …そういえば、フランス・ミュージック↑↑では今回リリースされたBoth Directions At Onceのセッション、タイナー(ピアノ)が抜けているトラックが注目されており、
    知られている通り当時のコルトレーンとオーネット・コールマンのディスカッションのテーマであった新たな可能性を考えると示唆的である、などと手早く言及されていましたが、、
    まぁ、このあたりのことも、いずれ通のみなさんがちらほら小出しに書くやもしれませんので(笑)お任せしたほうが賢明でしょう。。

    …だいたい、クラシックをやってる人は、音楽の話をする時に、まぁ音楽理論を持ち出したりしない、そんな人、見たことない(笑) 素人に判るわけないし、判る必要もないことだからです。
    しかしジャズ好きの人たちは、わりとしょっちゅう*音楽理論*を振り回しますよね(笑)
    どうもいまひとつ解せないのですが、
    しかし僕から小さな声でひとつだけ、大書しておくとするならば(笑)
    音楽に感動するのは、その音楽が立派な音楽だからではないし、
    まして素人には判らない理屈がその音楽にいろいろとあるから、ではない。
    音楽に感動する理由は音楽理論による分析の*射程*にはないし、
    いくら理論を並べても、感動は理論で正当化できるわけではない…。

    ハッシュ・タグにまとめるとすると、

    #あなたの感動を理論で意味付けることなどできないし理論で説明することもできない

    というようなことですかね。。;)
    そのあなたの感動と、理論はそもそも何の関係もない、ということで、
    そのあたりの線引きができてないレヴューをもし見かけたら、
    ああ、そういうあまり明晰でない感性による理解なのだな…と思いながら読めばいいわけです。

    1曲だけここで紹介しておくと、
    おそらく、1曲だけ、といった時だれも選ばないだろうな…と思うのと(笑)
    YouTubeでこのタイトル、なんて読むか判らない、といっている人がいたので、このトラックを…

    …コルトレーンがここで吹いているのは、オペラ、オペレッタ・ファンにはおなじみ、レハール『メリー・ウィドウ』〜「ヴィリアの歌」のメロディーですね;)

    『メリー・ウィドウ』については、メインのHPのシリーズ「パリで見つけたこの1枚」でも取り上げていますので、読んでみてください;)
    パリで見つけたこの1枚*日本ではおそらくふつうに無視されるパリジェンヌなメリー・ウィドウ

    これもまた、大変親しみやすいテイクですが、
    だれも選ばない、といったわけもひとつにはそこで、
    *親しみやすい*、*聴きやすい*とここまで何度か書いてきましたが、
    ジャズ通の人たちなら、これは*商業的*というところで、
    決して褒めことばではありません(笑)

    しかしこのふたつ、シリアスな音楽の追求と親しみやすい音楽を両立できからこそ、コルトレーンはジャズの歴史の中で、ここまで重要なミュージシャンになったのだ、という見方は、日本でもわりに認める人が多いのではないでしょうか…。

    というわけで、コルトレーン、*奇跡の新譜*をめぐる今回のポスト。 いかがでしたでしょうか。
    でも、こういうのを聴いてると、だんだん煙草とバーボンが欲しくなるような気はしますね。。(笑)

    ((( ジャズ関連のポストは、こちらから: #jazz )))

    *このポストをMediumで読む

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    …あの夏、ベルリン。。
    2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
    ようこそ、旅行記と文学論の、ナラティヴな“街の迷路”へ。

    『ベルリン日和』
    “A moment.” …それは《気づき》の時。

    作品についてのコメントはこちら

    07/22/18

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    Dholic: 3TYPEブラトップビキニ・全3色 < ビーチウェアー

    07/22/18

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    …このNY Dailyの1面の風刺漫画、いつか歴史の教科書に載ったりして。。;)

    第1章 21世紀初頭の国際社会〜
    第3節 「アメリカ帝国主義(パクス・アメリカーナ)の終焉」

    …(笑) 第1節は 9/11〜「対テロ戦争」とアラブの春
    ということで、西側社会とインターネットの希望を描き、
    第2節はシリア内戦、ISの台頭と難民爆発、新ロシア南下政策から2015年のパリ・テロまでの西側民主主義文明の衰退を描くと、どうでしょうか;)

    今回アメリカのジャーナリストが(さすがにFoxNewsも含めて)
    怒っているのは、トランプがサミット後の記者会見でいつものお決まりの論法を使った、
    つまり、批判を受けた時に、でもあっちにも悪い奴はいるじゃないか、あっちのほうが悪いじゃないか、と人の話にすり替える、という中学生的なものですが;)
    それを今回、
    ロシアが悪い悪いっていうけど、アメリカだって悪かったじゃないか、とやってしまった、
    つまり、外国を侵略し、報道を規制し、選挙を操作し、外国で人を暗殺する、そんな国とモラルの点で同等に扱った
    それがアメリカ人の逆鱗に触れた、ということだと思います。

    いうまでもなく、トランプに与するつもりはまったく僕はありませんし(笑)
    フランス人の友人にも、時々お前はアメリカ人だからなぁ…と嫌味をいわれたりするくらいで、アメリカや英語には、おそらくかなり親しいほうだと思うのですが、
    今回の件はしかしふと、いや、それはそれでもいいかもしれない、、などと思ったりもします。
    その心は(笑)
    アメリカって、いつでも自分が正しい、っていう
    まぁ、はっきりいって子どもじみたところがあって、
    そこがアメリカらしいんだけど、アメリカ人と付き合っていても、ちょっと疲れちゃうところでもあった、
    だいたい、いつも自分だけは絶対間違っていない、なんて、
    僕が子どもの頃の日本共産党みたいなもんで、
    やっぱりどこかちょっとおかしい(笑)

    これからアメリカと、アメリカ中心で進んできた西側世界がどうなるかは大問題ですが、
    長年の1アメリカ贔屓としては(笑)
    もしかしてアメリカは、こうして図らずも、肩の重荷を降ろして、ちょっと楽になったりするのかね。。
    などと思ったりもするのです…;)

    *このポストをMediumで読む

    (Image via Après le discours de Trump aux côtés de Poutine à Helsinki, les démocrates et plusieurs républicains scandalisés - huffingtonpost.fr)

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    …あの夏、ベルリン。。
    2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
    ようこそ、旅行記と文学論の、ナラティヴな“街の迷路”へ。

    『ベルリン日和』
    “A moment.” …それは《気づき》の時。

    作品についてのコメントはこちら

    07/18/18

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    Jorja Smith Lost & Found (2018)

    …この夏のテーマソングはこの1曲、タイトル・トラックで決まり、かも;)

    #ジャケ買いOK

    07/18/18

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    Mediumに初ポスト;)

    …えーっと、Mediumというので面白い記事を読んだので、このプラットフォームの長所が何なのかよく判ってないのですが、とりあえず使ってみたら判るかな…という安易な考えで、とりあえず記事を1本書いてみました(笑)見てみて下さい! http://bit.ly/2te9tJn

    実はこのフィラデルフィア市長のコメント、というのにも、考えさせられるものがあったのですが、
    この春は、思いもかけずアメリカン・フットボールに関係したポストをtwittertumblrFBページ、それぞれ発で3セットも出しましたので、
    またアメフト、、というのもありまして、、、
    また、話題自体も、これまで僕のエッセイ集やソーシャルメディアを読んで来てくれた方には、基本的にはもう十分クリア、説明不要な考え方でもあり(笑)
    ちょっと、うーん、どうしようかな。。と思っていたのですが、
    新しいサイトであれば、また新しく読んでくれる人もいるかもしれない、と思い、するするっと書いてみました(笑)

    というわけで、Medium本来の強みなどはまだはっきり判らないのですが、

    …初期のtwitterで長文の書けるもの、という感じですが。。
    本来、それはtumblrがやろうとしたことだけど、tumblrはさらにテクストだけでなく、写真やヴィデオ、何でも流せる、ということもあり、
    その上twitterがそこへ負けじと高機能化、写真やヴィデオに対応したため、構図がなんだか判らなくなってしまいましたが。。

    気になっていたことを書いておくことができたので、まぁ、よかったかな、と思っています;)

    Mediumの初ポスト、どうぞこちらからご覧ください:

    http://bit.ly/2te9tJn

    拍手ボタンなどもありましたので、読んでみて面白かったら、読んだよ!ということで、押しておいてくださいね。
    よろしくお願いいたします。

    06/24/18

平中悠一公式tumblrブログa perfect day for gingham-check
公式HPでは取り上げない、政治や社会、Geekやポップス、ジャズ、TV、etc, etc…
インターネットで見つけた気になるものの、スクラップ・ブック。
最近読みたい雑誌がない、というあなたのために。…グラビア・ページもあります;)
全てを楽しむには、こちらから…。

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